新しい炊飯器は今夜のカレーで無事ご飯が炊けました。壊れた炊飯器をこたつの上に置いて、坂行に好きに触らせてみます。食器棚にあるときはよく見えていなくて、とにかく手が届くところを触ったのかと想像していました。こたつは少し高さが低いので、坂行は炊飯器を観察し、ボタンを押して蓋を開けます。次に蓋の動きを確かめて蓋を閉めます。それからなんとか蓋を開けようとして触ったりして、最後はボタンを集中的にガチャガチャ押して、見事に蓋を開けました。何度か開け閉めして確かめた後、今度は炊飯器全体を揺らします。カタカタ揺らすのにも飽きたら、今度はこたつの端に向かって大きく傾けて倒していき、落とします。ひっくり返った炊飯器の底の凹凸を今度は研究し始めます。うーん、昨日で0歳10ヶ月になったばかりの赤ちゃんって、こんなに明白に探求心と意志を持って行動するものなんだ。どう見たってわざと落としているし。赤ちゃんと呼ぶには子供っぽい。日本語が通じないのが厳しすぎるなあ。
